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セデック族に会いに~清流部落(川中島)◆前編

時が経つのは早いもので、台湾旅行からすでに1か月💦
ですが、旅行記まだまだ続きます~(*^▽^*)b




今回は清流部落(川中島)訪問のお話。

映画『セデック・バレ』の終盤で少し触れられるのですが・・・



清流部落(川中島)とは、こんなところです。

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もともとはグルバン村(Alang Gluban)という
台湾原住民タイヤル族バイバラ(眉原)群古来の土地だった。

日本統治下の1930年(昭和5年)、強制労働と圧政に耐えかねた
台湾原住民セデック族の6つの社(村)が抗日蜂起し霧社事件発生。
投降した約500人も拷問や大量虐殺(第二霧社事件)に遭い、生存者は298名に。

翌年、生存者はこの地へ強制移住させられる。
前後を川で挟まれた地形から、日本人が「川中島」と命名。
マラリアなどの疫病や自殺、その後も続いた犯人捜し→処刑により
1937年までの生存者はわずか230名。

光復(日本の統治終了)後、「清流部落」と改称。
現在の行政区は仁愛郷互助村。
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つまり・・・
日本人に民族消滅寸前まで追い込まれながらも
現在まで連綿と命をつないできた
霧社事件の生存者の子孫の方々が暮らす場所なのです。


170723_1.jpg


埔里から南投客運(バス)で約1時間、『清流部落』で下車。
(『眉原行き』もしくは『惠蓀林場行き』)

本数が少なくて、確か9時頃に乗って10時くらいに着いたと思います。




雨の中、ここでバスを降りたのは3人。
私&じじ先生と、もう1人若い女性。
話してみると、なんと日本人!!(台北の大学に留学中)

現役留学生とは心強い☆彡
旅は道連れ~ということで、ご一緒させていただくことに。




メインストリートを歩いていると、清流部落で採れるお米やスパイス
コーヒー豆など特産物を販売するお店『清流小舗』があり
こちらのご夫婦とちょっとお話~(*^▽^*)

紅茶・コーヒーをよばれ(ごちそうさまでした!)
可愛い猫ちゃんに癒されてると
ワイワイガヤガヤなんだか騒がしい一団が!?



それはガイドさんに引率された台湾人のツアー御一行様で
「一緒について行ったらいいよ~」とお店のご主人は言ってくれたが
そんなのいいんでしょうか( ゚Д゚)!?

・・・よくわからないけど、ひとまず列についていきました。


170723_2.jpg


道なりにずっと奥へ歩いていくと、公共の建物に
セデック族の壁画が。これはモーナかな?


170723_3.jpg


横の広場にはモザイクタイルで表現された、セデック族のかつての暮らし。

現在は平地で稲作している彼らですが
本来は山を自由に駆ける狩猟民族!


男性は狩り(首狩り)、女性は機織りができないと一人前と認められず
死んでからも虹の橋をわたって祖先のところに行けません。
顔の刺青はその通行証なのです。

が、日本統治時代にはこうした文化(首狩り、手織り、刺青)が禁止され
日本語教育など日本人化が進められました。


170723_4.jpg


道の突き当り右手には、神社跡に建てられた霧社事件 餘生紀念碑。

灯籠の一部に、その名残を感じさせますね。
台湾各地に残る神社やその跡を見ると
ここはかつて確かに日本だったんだ、と実感します。


170723_5.jpg


紀念碑の横に建つ餘生紀念館。

日曜のみ開館ということで
それに合わせて日曜に来たのです(*^-^*)


170723_6.jpg


ガイドの徐松邑さん。

ご厚意により私たちも便乗して
ツアーの皆様と一緒に解説を聞かせていただきました。



霧社事件のほか
餘生とは「生存者」という意味であること
また、高砂義勇隊のことも教えてくださいました。

川中島からも高砂義勇隊として20名が南洋の前線に送られ
戻ってこれたのは8名のみだったそうです。




最初にわざわざ
「日本と原住民の衝突の話になるけど、自分に悪意はないので」
と、日本人である私たちに配慮くださったり

「日本人がこうやって来てくれるのは歓迎です」
とも言ってくださいました。


ありがたいです・・・。

偶然このような親切なガイドさんに出会え
お話を聞けて良かったです。
本当にありがとうございました!!


170723_7.jpg


1Fをまわったところで、ツアーは次の目的地に向かうそうで
徐さんともここでお別れ。

「2Fも自由に見てね」ということで、ここからは自力で。
全体的にパネル展示中心ですが、2Fには映画の衣装もありました!


原住民というとド派手な民族衣装、というイメージですが
セデック族は色数おさえめでシック、織り模様がステキなんです~♪


170723_8.jpg


餘生紀念館2Fからの眺め。
セデック族の故郷は、この山の向こうの向こうなんだなー・・・。




清流部落での目的は、まだあと2つありまして

①日本語で語り部をされていて、セデックの伝統機織りの名手でもある
 川中島工作坊 黄瑞香さんのお話を聞き、手織りを習うこと

②映画『セデック・バレ』でモーナの父役を演じた
 曾秋勝さんにお会いすること

でしたが・・・


170723_9.jpg


現地で知ったのですが、黄瑞香さんは4、5か月前に亡くなられており
(つまり今から半年ほど前)、お会いすることは叶いませんでした。

残念です・・・。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。


~後編へつづく~


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